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“楽しい時間が続けば” ボケと真剣さを兼ね備えた 2 人|『カーネク スト大学生ショートコント選手権』入賞コンビインタビュー【vol.2】

今年 9 月、全国の大学生が SNS 上でショートコントを武器に戦う 『カーネクスト大学生ショートコント選手権』の第 1 回を開催しました。その大会で見事王座に輝いたのは、東京都立大学お笑いサークル傾喜者の「チェット」です。「ボケ」と「真剣」が入り混じったインタビューの模様をお伝えします。

高校時代に芽生えた「お笑い」の志

改めて、選手権へのご参加ありがとうございました。そして、優勝おめでとうございます!ショートコントは元々持ちネタとしてあったんですか?

島倉:普段はショートコントはやっていなくて、舞台上ではなかなかやらないんです。でもネタが思いついて、そのタイミングで選手権を見つけたので「出てみようか」となりました。

そうだったんですね。普段から「チェット」のネタは主にコントですよね?

島倉:「チェット」ではコントをしていますね。僕は別のコンビでは漫才をしてるんですけど、漫才はやっぱり人そのものが面白くないと難しくて。コントは台本の面白さで勝負できるのが面白いところだなと思ってます。
川端:僕も昔は漫才をやってみたこともあったけど、台本で勝負できるところに面白さを感じてコントに転向しました。

コントと漫才には違う面白さがあるんですね。そんなおふたりのお笑いとの出会いを教えてください。

島倉:元々アンジャッシュさんとか見てたんですけど、中学生の終わりくらいから千鳥さんがめちゃくちゃ売れ始めて。その時にやってた「NEO決戦バラエティ キングちゃん」が大好きでずっと見てて芸人になろうと。あとはアメリカ留学に行って一度離れた時に、改めて日本のお笑いのすごさを実感してますます志すようになりました。
川端:僕は高校生の時に「ハイスクール漫才」に出たのがきっかけですね。人前でなんかやってみたいっていう想いがあって、映像審査突破して人前で披露する準決勝くらいまでいきました。でもそこで滑り散らかして(笑)心が折れてしまって「もうお笑いはやらないかな」って思ってたところで、令和ロマンさんとかを見て“大学お笑い”に興味を持ってサークルに入りました。
島倉:僕はハイスクール漫才に出て「オリジナリティー」のあるネタをやって動画審査で落ちてます。漫才の大会なのにコントみたいなのやって(笑)

「1000人の中から見つけてもらった」
ふたりの出会い

高校時代からすでにお笑いをしていたおふたりですが、出会いは大学生になってから?

島倉:大学お笑いってコンビを複数組んでいいという文化があって、元々はサークルも違ったんです。で、大学3年の時に東京都立大学にお笑いサークルができて。家が近くだった僕と、そこに通ってた川端くんがサークルに入るってなってコンビを組みました。
川端:サークルの規模としては今40人くらい。他と比べると少ない方ではあるけど、徐々に増えてきてはいる感じです。

ということは40人の中から結ばれたということですか?

川端:サークルができる前から大学お笑い界隈でお互いのことは知ってました。「彼とやってみよう」がまず先にあって、たまたま都立大学にも縁がある2人だったので今は都立大を背負ってやっているという感じです。
島倉:だから40人から「こいつだ!」ってなったわけじゃなくて、1000人2000人の中から見つけてもらったって感じですね。
川端:いやなんかかっこいい感じになってるけどこればっかりはそうだな(笑)

惹かれ合ったということですね!「チェット」ではネタはどちらが作っているんですか?

川端:基本的にはふたりとも作ってますね。僕が多いですけど、ふたりともです。
島倉:ただ主導権は川端が握ってるっていう感じで。
川端:感じ悪いじゃんそれ!
島倉:そんなことないよ!「リーダー」って感じで。B’zでいうと川端が「松本さん」って感じですね。僕が稲葉さんで(笑)

ネタ作りでは川端さんが引っ張っていることがわかりました(笑)

良いネタができたな!って感じる瞬間はありますか?
川端:自分の中で「楽しいー!」となるのは、人に見せる時より自分が思いついた瞬間かもしれないですね。それがお笑いやっててよかったって思える瞬間でもあります。

お笑いは「ライバル」「街」

おふたりにとって「お笑い」ってどんな存在ですか?

島倉:「ライバル」みたいな感じですよね。「うぜえ」って思うこともあるんですけど、やっぱ超えなきゃいけない壁にもなりますし、自分を支えてくれることもあるし。時には悩ませてくることもあって、ライバルっていうか「好敵手」ですね。

「ライバル」と表現されたのは島倉さんが初めてです(笑)支えてくれたエピソードも教えてください。

島倉:僕がすごい推してたアイドルがいて、でも熱愛が出ちゃって「しんどいな」って思ってた時に、「でも俺にはお笑いあるわあぶねー!」ってなったんです。「アイドル一筋だったらやばかったーって」(笑)
川端:ほんとにしんどいことがあった時の話かなと思ってたら、何その話。
島倉:いやめちゃくちゃしんどいよ。アイドルの熱愛出るって。だって好きな子に彼氏いただんだよ。
川端:いやそれと一緒にしちゃったらさあ~ってこれ言ってる俺がやばいかな(笑)
島倉:ほんとに。ドルオタ舐めんなよ、世の中にいっぱいいるんだよ。

辛い時にお笑いがあってよかったです!川端さんにとっての「お笑い」も聞かせてください。

川端:僕にとってのお笑いは「街」ですね。

「街」!?

川端:そうですね「タウン」です。
島倉:なんかセンス見せすぎてない?大丈夫?天才ぶってない?(笑)
川端:何にもない土壌から産業とか発展していって、ビルとか建って、でも産業だけだと環境に良くないから「自然をもう一回評価しよう!住みやすい街を作ろう!」って。お笑いってそんな感じだと思います。
島倉:「僕は独特の世界観を持ってます」じゃないんだよ!

かなり独特の世界観ですね(笑)

島倉:僕がアイドルの話をしてる時に頑張ってこいつはこれを考えてたんですよ。俺が辛いことを思い出してる時に。ずいぶん仕上がってましたよね、街の解説!
川端:今ね、目の前に建物と自然が見えてるの。
島倉:まったく天才じゃねえわ(笑)
川端:「お笑い」っていうのはそれぞれ自分の住みやすい街を作ってるんだよなって。ファンのみなさんが住民かなって。
島倉:ファンが住民?芸人さんは?
川端:街を作る人だよ。
島倉:そんなこと言ったらどんなワードでもいけるかもしれない(笑)

どんなワードでも「お笑い」を語れますか?(笑)

川端:じゃあ「ヤンキー」!
島倉:いや~「お笑い」ってね、ヤンキーなんですよ。たまに見せる優しい姿に「この裏切りあるんだ」ってグッと惹きこまれてしまって。
ずっと同じテンポできてたお笑いが隙を見せることで爆発が生まれる。まさにヤンキーのようなものが「お笑い」ですね。あとは・・・
川端:いやもういいよ、もう大丈夫!

まだまだ気になりますが・・・(笑)

おふたりの「お笑いの苦悩」も聞きたいです。
島倉:お笑いの苦悩はいつも付き纏いますねえ。ほんとにお笑いを心の底から楽しめたのって大学1年生のはじめくらいだけで。
高校生の頃からやりたいと思ってたネタがウケないとか、どうすればウケるんだろうっていう苦しいは多かれ少なかれずっとありましたね。自分が面白いと思ってるものが「ウケない」と気づいた時から、悩むようになったかもしれません。

お客さんが笑ってくれることと、自分がやりたいことのバランスが大変でしたか?

島倉:そうですね。でもやっぱり「ウケる」ことが一番気持ちいいので、そこの乖離はだんだんとなくなっていると思います。結局はウケたいんです。

川端さんは逆に「楽しい」と思うことってありますか?

川端:そうですね、やっぱり新しい建物が完成した時ですね。
島倉:新しいネタができた時のことだね。
川端:この建物よくね!?みたいな。何年も掛けて作ることもあれば、一瞬でできる時もあって。
島倉:ネタのことね。なんで俺通訳しなきゃいけないの?(インタビュアー含めて)日本人3人なのにおかしいじゃん(笑)

ふたりの未来はこれから!
「これからも楽しい時間を」

最後に、おふたりの夢を教えてください。

川端:将来「お笑い」のプロになるかどうかは決めきれていないんです。でももしなれたらコントをやっている身としては「キングオブコント」に出たい。優勝ももちろんしたいけど、でもキングオブコントの常連になりたいです。しずるさんとか、や団さんとか。もしそうなれたら嬉しいなと思います。
島倉:僕もプロを目指すかはまだ分からない。プロとかそういうことにこだわらず、ずっとこんな風に楽しい人たちと楽しい話をしていたいなあと思います。

プロになったとしてもそうじゃなくても、「楽しい」を大事にするのがおふたりらしいですね。これからの活躍も期待しています。ありがとうございました!

本選手権に込めた「カーネクスト」の想い

私たちカーネクストは、これまでキングオブコント、ABCお笑いグランプリ等、数々のお笑い賞レースをスポンサードしてきました。その背景にあるのは、「日本中を明るく笑顔にするのは“お笑い”である」と信じる想いです。だからこそ、私たちは世の中に笑顔を増やすために人生を賭けて挑戦するお笑い芸人さんを応援しています。また、サポートを通じて、お笑い芸人さんの熱意や挑戦することの素晴らしさを伝えるだけではなく、今まさに挑戦している人たちへのエールにも繋がると考えています。
今回『カーネクスト大学生ショートコント選手権』の開催に至ったのも、プロだけではなく、お笑いで挑戦するすべての人を応援したいという想いからでした。「人を笑顔にする」への熱量はプロアマ関係ありません。「世の中の笑顔をひとつでも多く増やしたい」というカーネクストの想いに共感して、多くの大学生がエントリーしてくれました。
今後も、カーネクストは、「お笑い」で挑戦するすべての人たちを応援してまいります。

「チェット」について


東京都立大学お笑いサークル「傾喜者」所属の島倉・川端(大学4年生)からなるコンビ。
東京都立大学お笑いサークル「傾喜者」:https://x.com/tmu_owarai

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