人事インタビュー|新卒に求めるもの。人事採用担当の心根とは?
新卒の就職活動において、ラグザスクリエイトが「新卒学生に求めるもの」について、新卒・中途採用を担う人事採用担当にインタビューを行い「心根」を探りました。
多くの企業が重視する「主体性」や「コミュニケーション力」、「チャレンジ精神」等の一般的な要件に限らない「ラグザスクリエイトだからこそ」重視するものとは?
新卒学生のみなさんが気になるテーマでお話しを聞きました。
K.Araki
(人事採用担当者プロフィール)
異色の経歴でラグザスクリエイトに入社されたArakiさんの前職は「保育士」。保育士として子どもたちの未来をともに創るお仕事をするなかで、より大きな世界で社会に貢献したいという決意を持って2013年にラグザスクリエイトにジョイン。コールセンターで社の成長に寄与したのち、2019年8月より人事採用担当として新たなメンバーを迎えるスキームの形成に尽力中。趣味は「フットサル」と「ビル鑑賞」。
どのような学生さんと出会いたいですか?
——「従属意識」ではなく「帰属意識」を持てる学生さんと出会いたい
感受性や感性が豊かな「若い人材」が躍動できる組織は活き活きとしてきます。若い人材が躍動できる環境の定義には「研修の充実」「福利厚生の充実」「ジョブフィット」などの条件面が上がりやすいですが、私たちの心根として、最も大切だと考えていることに「帰属意識」があります。
働く上で、組織に対して、
- 受動的に従属意識を持ってしまうのか
- 能動的に帰属意識を持つのか
この違いが若い人材が躍動できるかどうかの基準になると考えています。
日本独自の制度である「終身雇用」や「年功序列」が着実に終焉に向かい、転職市場は右肩上がり、フリーランスで活躍する人材が増えるなかで、働く人たちの帰属意識は希薄になりがちです。
だからこそ、私たちは一緒に働くメンバーの帰属意識に着目し、新卒の学生さんたちがそれぞれに学生時代に所属していた集団に対する感情と同じような帰属意識をラグザスクリエイトに持ってもらうことが大切だと考えています。
受動的に従属意識が高まってしまうと「アイデンティティの身代わり」として会社が存在してしまいます。そうならないためにも帰属意識を高める施策を社内で講じるとともに、仕事でせっかく所属する集団だからこそ「帰属意識を持ちたい」と考えることができる学生さんと一人でも多く出会いたいと思っています。
新卒の学生さんと出会う面接や面談で意識していることとは?
——シンプルに「+(プラス)」の感情を共有できるかどうか
面談や面接、イベントなどで学生さんにお会いする際には、一緒に働くことを想定したときに「喜び」や「楽しさ」といった「+」の感情を共有できるかどうかを意識して学生さんと接しています。
人事採用担当として「面接官」と「応募者」として触れ合うのではなく、一緒に働く仲間である「人」と「人」という感覚を持って学生さんたちと出会うようにしています。
そうすることで私自身も素直に笑えたり楽しんだりできます。この素直な感覚を大切にして学生さんと接しています。「+」の感情を共有できるかどうかを複雑化せずに感じることを大切にしています。
——着飾らずに「ありのまま」をぶつけていく
「+」の感情が共有できるかどうかにも紐づいてきますが、より素直に私自身が私自身の感情を敏感に感じ取れるように「ありのまま」を出力するようにしています。
そして、私自身の「ありのまま」に「ありのまま」が返ってくる「返報性の規範」が会話のなかに生じるかどうかを意識してます。
コミュニケーションには「自己呈示」と「自己開示」がありますが、自己呈示と言われる印象操作のコミュニケーションでは「本来の姿」は見えてこないものです。
私自身が印象を操作することなく、ありのままのコミュニケーションを図ることで「気持ちをぶつけ合う」ことは強く意識しています。
——学生さん一人ひとりの目線からキャリア形成を考える
採用活動にはマイナス面も多いと考えられがちですが、学生さんの人生に寄り添うことは忘れないようにしています。
「ミスマッチ」と言われる採用活動の失敗は「学生目線」を無視した採用が原因だと私は考えています。
学生さんの目線の先に私たちが見ているモノと同じ世界があるのかどうかを意識することも心掛けています。
ラグザスクリエイトが学生の皆さんに求めるものとは?
——心根はズバリ「明るく、元気に、素直な対応ができる」こと
新卒の採用活動では多くの企業が採用要件を掲げています。そのなかで頻出する採用要件には先ほども出てきた「主体性」や「コミュニケーション力」、「チャレンジ精神」などがあります。その他にも「論理思考」や「ストレス耐性」などもあるでしょう。
ただ、ラグザスクリエイトでは【成長可能性】かつ【不変性】が高い要素である、
- 「素直な対応ができる」
- 「明るく元気な対応ができる」
- 「ポジティティに物事を捉えることができる」
この3点を性質的に備えているのかどうかを追及しています。
また、組織への適応においても、肝となる
- 「気遣いができる」
- 「相手軸で会話ができる」
- 「ユーザーを含む他者に思いやりを持てる」
- 「感謝の気持ちを持てる」
ことなどを備えているのかどうかも大切にしています。
「能力」や「スキル」ではなく性質的なところに採用基準の重きを置く理由は「帰属意識」とも関連してきますが、これらの性質は個人個人が持つアイデンティティでもあり、不変的な面が大きいからです。
不変的な部分に企業がアプローチすると大きな摩擦が生じます。能力やスキルの成長へのアプローチよりも性質へのアプローチがはるかに難しいため、私たちは社会人になる前から備え持つ個人個人のアイデンティティを重要視した採用活動を展開しています。
学生さんへのメッセージ
一般的には人生のほとんどを費やすことが働くことであり、仕事です。
だからこそ、ファーストキャリアとなる「企業選び」を大切にして欲しいと思います。
私からの学生さんへのメッセージについてはぜひ以下のページを見て頂ければと思います。
人事採用担当Arakiからのメッセージはこちらへ!